xAI、フロンティア新モデル「Grok 4.5」を一般公開—「Opus級だが、より速く・安く・省トークン」。1.5兆パラメータのV9基盤で、SpaceXが買収するCursorと共同訓練。入出力$2/$6の低価格、WebDev Arenaに3位(1572)で初登場
最上位に迫りつつ「効率」で差別化する——xAI(SpaceXAI)は7月8日、新フロンティアモデル「Grok 4.5」を一般公開した。イーロン・マスク氏が非公開ベータで予告してから11日後の投入で、同氏はこれを「Opus級のモデルだが、より速く、トークン効率が高く、低コスト」と説明する。基盤は1.5兆パラメータのV9で、SpaceXが6月に600億ドルで買収に合意したAIコーディングエディタCursorのAnysphereと共同で訓練された。価格は入力100万トークンあたり$2・出力$6、処理速度は毎秒約80トークンで、Grok Buildの既定モデルになった。ベンチマークは一長一短で、Artificial Analysis Intelligence Indexでは54点(首位はFable 5の60、Opus 4.8が56、GPT-5.5が55)と最上位群には届かないが、SWE-Bench Proの平均出力トークンはOpus 4.8(max)の約4.2分の1に収まるという省トークン性が際立つ。実際の対戦評価でも、本日のArena WebDevカテゴリにGrok 4.5が1572で3位初登場し、Fable 5・GLM-5.2に次ぐ位置につけた。「絶対性能の頂点」ではなく「同等性能を安く速く」という土俵で競う一手で、価格・効率が選定軸になりつつある市場の空気を映す。ベンチ前提・価格は一次情報で要確認だ。
出典:Yahoo Tech: SpaceXAI launches Grok 4.5 model for coding, agentic tasks / Kingy AI: Grok 4.5 Benchmarks — Pricing, Context, and the Opus Claim